(a)MUSICA.

…と音楽。そんな感じで。

Thank you...QOOLAND !!

「新宿から来ました、QOOLANDってバンドです!」

綺麗とはいえないしゃがれ声で叫ばれるそのフレーズは、きっと頭から離れることがないんだと思う。

 

2018年4月7日、QOOLANDが解散した。

スケジュールが読めなかったのでチケットを買わないでいたら、気づいた時にはソールドアウト。解散ワンマンには行けなかった。

でも忘れたくないバンドだから、ここに書き留めておこうと思う。

 

QOOLANDとの出会い

私がQOOLANDと出会ったのは、2012年の夏。私が働いていた町田SDRに、彼らが対バンでやってきたのだ。

 

2012年7月6日「UNDERGROUND TOKYO-Machida SDR 7th Anniversary-」

優しくして♪、ジョゼ、Cathy lost one's apricot yesterday、undersign、winda、QOOLAND

 

undersignのギターボーカル、りょうすけさんの企画。
初めて見たQOOLANDはとても尖っていて、かっこよかった。そして、「あ、売れそうなバンドだな」って思った記憶がある。

 

でも、それから特に熱狂したりせず頭の片隅に存在していた。

 

QOOLANDとの再会

QOOLANDと再会したのは2016年。

私がライターとして本格的に動き始めた春、たまたま友人を介してQOOLANDのライブレポートを書かせてもらえることになった。

 

 

note.mu

悩み、闘い、事務所から抜けたQOOLANDが発売したアルバムである『COME TOGETHER』のリリースツアーファイナル。
そんな日をレポさせていただけるなんて思わなかったし、すごく緊張してレポをしたのを覚えている。

 

MUSIC MONSTERSで泣いた

 MUSIC MONSTERに行ったとき、QOOLANDも見に行った。そこで初披露された「凜として平気」。もう泣きました。逆境に負けず立ち上がって彼らがギュッと詰まっていて。

 

この時にメンバーのみなさんにご挨拶させていただいたんです。

「ツアーファイナルのライブレポさせていただいたものです」って。

そしたら、みなさん覚えていてくれたのよ。「坂井さんですよね?」っ言われてびっくり。まだまだ無名で何の実績もない私のレポをすごい喜んでくれて、それだけじゃなく覚えててくれて。なんてすごい人たちなんだ…と感動した。

 

そして「また、ライブレポート書いてよ」って言ってくださって。これを期に、企画ライブのレポをさせていただいたのでした。

 

2度目のライブレポ

 2016年10月15日に渋谷O-crestで開催された3マンのライブレポをさせていただきました。やる気満々すぎて、速レポと完レポの2本を書くというね(笑)。

diggity-jp.net

diggity-jp.net

どこのメディアよりも早く書きあがて早く出すんだ! って。O-Crestのエレベーターの前で、必死に書いたのを覚えております。

 

平井さんインタビュー

そこから私は、わかりやすくQOOLANDを推していました。某ライター募集にQOOLAND論を書いてだしたくらい(笑)。それくらい、いいバンドだなって思ってました。
そこであがったのが、ボーカル平井さんのインタビュー。DOMO+さんでインタビューをさせていただいたのです。

「QOOLAND」 平井 拓郎インタビュー 心に届くエンターテイメントを求めて。【前編】|DOMO+(ドーモプラス)

「QOOLAND」 平井 拓郎インタビュー 心に届くエンターテイメントを求めて。【後編】|DOMO+(ドーモプラス)

 

この取材をさせていただいて、QOOLANDはなるべくしてこういうバンドになったのだなと。 本当に学びが多かったインタビューでした。

 

QOOLANDのおかげの出会い

伊藤 由岐さん(カメラマン)

彼らのおかげで出会えた人もいたんです。たとえば、カメラマンの伊藤ちゃん。

twitter.com

今でこそ仕事をご一緒するなかですが、初めて会ったのはQOOLANDのライブ。

 

株式会社 楽日

また、私が大好きすぎる会社”楽日”もQOOLANDのおかげで知った会社です。

好きすぎるがあまり取材もさせていただいたし…。

mtrl.tokyo

 

QOOLAND forever...

それくらい色々な思い出や出会いがあったQOOLANDが解散してしまったわけですね。でも、なんとなく自然消滅せず、ちゃんと終わりをつくるあたりが彼らっぽい。

 

それこそ今はやりのリメンバーミーじゃないけれども、「全ての人に忘れられた時が本当の死」なんだと思うんです。そうすると、QOOLANDというバンドはきっと死なない。

 

少なくとも私は彼らを殺さない。「凜として平気」は戦うときの私のテーマソングだし、他の曲にもずっと助けられていくと思うから。

 

QOOLAND、出会ってくれてありがとう。

あなたたちの音楽に出会えてよかった。QOOLANDというバンドが存在してよかった。

 

QOOLANDに関するツイートもろもろ