いつから好きになっても、いつから詳しくなってもいいんじゃないかな
こんにちは。お久しぶりです、坂井です。
大変ながらく更新が滞っており、うわあああって感じなんですけど胸のつまりが激しいので更新します。
寝起きざまに、こんな記事を見つけました。
いろいろツッコミどころは満載、というか思ったことがあるので好き勝手に突っ込んでいこうと思います。
しぶしぶな人に教わりたくなくない?
渋々この仕事を受けたというK氏
まず、渋々な人に教わりたくないよなぁ…なんて思ってしまった。業界の大物に頼まれて、ってしょうがないのかもしれないけれど。だったら腹をくくって教えてくれてもいいんじゃないかなって。
「好きかも」に期待しちゃいけないの?
「教えることが何もないぐらい音楽知識が豊富な子がいる一方で、『カラオケの点数が良いから歌手になろうと思った』『ゴールデンボンバーみたいになりたい』というだけで、楽譜が読めない生徒や、楽器が何もできない生徒もたくさんいました」
できる人からすると、無知がむかつくのもわかるんですよ。
そんなことも知らないで本気なの?
って思う気持ちもわかります。
でもさ、なにをどう勉強していいかわからない人もいると思うんだよ。だから、専門学校に通ったっていう人もいるだろうしね。
そこで勉強していくなかで「やっぱり向いてないな」とか「そんなに好きなことじゃなかったかもな」ってソートしていけばいいと思うのです。
楽器屋さんをしていた身からすると、楽器を始める理由なんてそんなもんでいいと思っていたよ。
「太鼓の達人が得意だから」
「楽器弾けるとかっこいいと思って」
スタートなんて、それくらいの理由で大いに結構じゃないですか。
なにもしないより専門学校に通おうって思っただけ偉いと思うけどな。
ニコ動の歌い手軽視は危ういのでは?
優れた先人を知るのは、もちろん大切
ビートルズ、マイケル・ジャクソン、坂本龍一などを例に挙げて、彼らがいかに革新的であったか、レコーディングにどんな技術が使われているのかといったことを話しました
ニコ動とは動画サイトの「ニコニコ動画」のことで、歌い手とは、自分が歌っている動画を投稿している人のことだ。念のためK氏が別の生徒にも同じ質問をすると、その生徒はアニソンの歌手の名前を次々と挙げたという。もちろん生徒がどんな音楽を好むかは自由。
講師の方があげているように歴史のなかで大きな功績を残した人を知るのは、すごく大切なこと。それは、もちろんです。
反応が薄いかもしれないけど、それは興味がないからではなくて未知との遭遇だからだと思うんですよね。
もしかしたら、ここで出会って講義後に聴いたかもしれないじゃないか。それじゃダメなんですかね?
実際、わたしも岡村さんのライター講座に通うまで音楽に対してスーパー無知だったよ。お恥ずかしいですが。自分の好きなことしか知らなかったよ。
みんなが「ソニマニさえいければいい」って話してることについていけなかったし、京都インディーとか全くわからなかったし、スカートって聞いて服だと思ってたし。
そっか、知っていたほうがいいことなんだなって思って学んでいくことが大切なんじゃないでしょうか。
ニコ動出身のアーティスト軽視は違う
この文脈だと、アニソン歌手やニコ動の歌い手を軽視している気がするんですけど…。それで読み取りあってます?
あってるんだとしたら、その軽視はスーパーもったいないと思うのです。
いまや音楽界隈でかかすことができない米津玄師さんも、ハチPというボカロPから活動を始めていますし
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが「あのバンドは、ネタバンドとしてクオリティが高くてやばい…」と危機感をもっているオメでたい頭でなによりのボーカルである赤飯さんも歌い手出身ですよね。
ニコ動の歌い手に憧れて歌を始めることも、決してはずかしいことではないと思うんですけどね。なんだかなぁ…。
本当は、もっともっと思うことあるんですけど頭を使ったら疲れました(笑)。 ライターさんが無記名なのは、この記事に関してはちょっとズルいと思ったよ。
燃やす予定でやっていたのなら、嫌だな。ちょっとじゃなくてかなり。
講師のかたも、こんなに悪意ある書かれ方をすると思ってなかったかもしれないし。
いろいろ救いがないですね。