Lovers/sumika【LOVE♡MV Vol.4】
第4回は、sumikaの『Lovers』。
お気に入りのMVについて好き勝手語るシリーズLOVE♡MV!
今回は、sumikaの『Lovers』です。
色づかいがいい◎
最近の画像や動画って恐ろしく画質がいいですよね。もう色もビビットだし、肌の毛穴さえも見えてしまうくらい鮮明。
でもこのMVは、あえて淡い色づかいにしてあるのです。
曲の冒頭でフィルムが始まるような演出があるのですが、それに合わせているんでしょうね。
この柔らかい色づかいが曲のふんわりした空気感を絶妙に作りだしています。
演奏してる場面が大半なのに見ていて楽しい!
バンドが演奏している場面が多いMVって単調な印象が強いものもありますよね。でも、これは見ていてとても楽しい。
「空間づくりが素敵だな」っていうのも もちろんなんですけど、カメラワークが単調じゃないから楽しいっていうのもありますよね。
同じ位置から同じ光景を映すのではなく、全体を撮ってみたり手元を撮ってみたり。
いろんなそのバランスが見やすいんだろうなって思います。
あと、クライマックスで場所が移動するのもよい!
「いろんなところで撮ったから、とりあえず全部の場所をいい感じの割合でいれましたー。」みたいなMVもあるじゃないですか。
でも、このMVはクライマックスで場所が移動するようになってるんですよね。
▲スクリーン ショットより
最初の演奏場所は、ここ。パーティー会場の片隅みたいなところで弾いてるわけです。
▲スクリーンショットより
そして、クライマックスがこちら。
今まで注目していなかった参列者たちが、みんなライブを見ているのもいいですよね。場がキュッと引き締まる感じもするし。
こういうふうに演奏してる場所が移動するのは、ストーリー性もあって素敵だなって思います。
合いの手の入れかたが上手
演奏してるところだけでMVを作ることもできるのに、ポイントになるようなところで動きをつけるのもよいですよね。
▲スクリーンショットより
サビの「さいごのさいごの」でキリッ(`・ω・´)としてみたり
▲スクリーンショットより
「お願いこっちむいて!」で、プロポーズのように手を差し伸べてみたり
▲スクリーンショットより
行進できるようなリズムのところで、列になって歩いてみたり
曲のメリハリに合わせて演奏シーンじゃないパターンを入れ込むのが上手いから、最後まで飽きずにみられるんだなと。音からインスピレーションを受けて、画に落とすってこういうことなのだと思いました!
何度でも飽きずにみられる好きなMVなのです。