なんのためにPVを作るの?
どうも、こんにちは。坂井 彩花です。
ほわほわゆるる~んの記事とはうって変わって、今日はちょっと真面目な内容でいきます。
だってタイトルが
なんのためにPV作るの?
(Youtubeとかにあげるために作る動画ということで、今回はあえてMVじゃなくてPVと表記します)
ですからね。いえい、攻めてる!
かつて、SONIC ACADEMYとかにも参加して学んできたこととかも咀嚼して、若手バンドPVにありがちなことに対して切り込んでみますよ。
もう1回ききます。
なんのためにPVを作るの?
「新しいアルバムを出すから、そのPRに!」
「新曲の宣伝に!」
「バンドを改めて広めるために!」
想定できるのは、この辺の回答かな。
では、そのPVは本当にプロモーションビデオになっているのでしょうか。
作って満足! の作品になってたりしませんか?
立ちはだかる30秒の壁
Youtubeにしてもストリーミングにしても、最初の30秒を見てもらえるか聴いてもらえるかが勝負というのは有名な話ですよね。
そのせいで、イントロが短くなってメロいりが早くなっている傾向があるというのもまた然り。
この30秒の壁を超えるのが、わりと大変。
「つまんなさそう」「いい曲じゃなさそう…」
そう感じられてしまったら15秒もあれば離脱を決めるのはたやすいことでしょう。
でも、PVって音楽だけじゃないんですよね。映像がついているわけです。
ということは…
曲はなんか違うなと思っても、動画の内容が気になったら見てくれる可能性もある
ってことなのです。
「いやいや、音楽で勝負してるし。曲を聴いて違うと思ったら、それでいいよ」
なんていうアーティストさんもいるかもしれませんね。
でも、最初の15秒で離脱した人がラスサビを聴いたら「超好き!」ってなるかもしれない。
間奏のギターソロを聴いて「なにこのテク、やば!」ってなるかもしれない。
PVである以上、出会ってくれた人にプロモーションしないと損じゃないですか。
好きになる可能性を持っている人にきっかけを与えることができるのが、しっかりと役目を担っているPVだと思うのです。
どんなPVがいいの?
じゃぁ、どんなPVがいいのっていうことですよね。
私はPVは大きくわけて3種類だと思っています。
1、バンドがひたすら演奏するやつ
2、なんかみんなで踊っているやつ
3、いい感じに雰囲気のあった画がついてるやつ
もちろん、これとこれのミックス~。全部やってる! っていうのもあるとは思うんですが、主として映像を創り上げてる部分がどこかってことで聞いていただけると嬉しいです。
バンドがひたすら演奏するやつ
バンドのMVといえば、このシリーズですよね。
白い部屋で、海のそばで、はたまた草むらで。いろいろなところで演奏しますよね。
このタイプのMVというのは、正直なところ拡散には向きません。
なんでか、というのは簡単な話で
そのアーティストに興味ある人以外 見ないから。これですね。
好きなバンドでこそ演奏シーンを見ていても飽きないけど、見ず知らずのアーティストがただただ演奏をしていても見る側はどうしようもないわけです。
プレイヤーがすごく上手い、超絶テク! とかでないかぎりは、動画では伸びないですね。
ただアーティスト本人さえいれば撮れるので、コストを比較的押さえることができるというのが利点。
なんかみんなで踊ってるやつ
ロックバンドしかり、ポップバンドしかり。1アーティストにつき1曲はあるんじゃないかという、踊る系PV。
ある程度、知名度があるアーティストだと「これを見て、みんな覚えて一緒に踊ろう!」みたいな感じで再生数が伸びたりすると思います。
KEYTALKの「MONSTER DANCE」とかは、そういう曲ですよね。
実際ライブに行っても、みんなの振付がパーフェクト!!
ただ、それをできるのは知名度を持っているから。インディーズバンドだとしたら、拡散性は低いような気がします。
”ダンスを覚えるため”に、わざわざPVを見る母数が少ないからね。
「え、じゃぁ振付を覚えてほしい人は、どうしたらいいの?」って感じだと思うんですけど
ライブの定番曲にしてなおかつライブをたくさんやる
これに尽きるかと思います。
バンドハラスメントの「アリバイパリナイ」やQoNの「No Joy, No Life」とかは、そうやって広がりを持った曲じゃないですかね。
もし どうしても振付を覚えてもらうための動画を作りたかったら、こんな感じで十分なんじゃないかな。
最悪、固定カメラ一台でいけるし、素人でも編集できるレベルじゃないでしょうか。
いい感じに雰囲気のあった画がついてるやつ
大当たりすれば拡散性が一番高いのは、このジャンルですよね。
あるあるー! っていうジャンルで超拡散し、岡崎体育さんを一躍有名にした「MUSIC VIDEO」も括るとするならここ。
これが例えば、岡崎体育さんがひたすら独唱している映像だったらここまでバズらなかっただろうし。(もちろん曲は秀逸だと思います)
ぼくのりりっくのぼうよみさんが『hollow world』を出したときに公開した、『hollow world』3部作のMVもここのジャンルですよね。
詳しい設定を語らず同じ出演者で、3つのストーリーを展開。そして、時事系列も謎
。
こうすることで、3人のストーリーを視聴者にゆだねる形にしています。そのほうが、「こういう話な気がする!」って、自分の見解をつけてシェアしたくなるものね。
また、伏線を探すためにMVを交互に見るという効果もあるかなと。
2016年、まだぼくのりりっくのぼうよみさんの知名度が今ほどじゃなかった時期。彼が作る曲の良さをいかして拡散力を持つ作品になっています。
曲さえよければ本人は映っていなくても「どんなアーティストだろう」と興味を持ってもらえるという いい例じゃないでしょうか。
結局どんなPVがいいの?
ここまできて、つまるところ「どんなPVがいいの?」っていう感じですよね。
わたしの見解としては演奏しているPVを先に作ったのちに、バズ要素を含んだPVを作るという2本立てがいいと思っております。
バズのPVしかアーティストページにないと、本人がどんな人しかわからないし。演奏しているPVしかないと、そのアーティストを好きな人しか見なくなってしまうので。
『広げるもの×知ってもらうもの』
この2本柱がいいのではないかなと。
また、バズを狙ったPVを掲載する際は、宣伝したいアルバムやE.P.のトレーラーを前もって載せておくのもいいのではないかなと。
気になってアーティストページを覗いてみたら、どんな曲をやってるかわかるものがあるって大切です。
公開するタイミングも計算づくで狙え!
PVができると嬉しくて早く公開したくなっちゃいますよね…。でも、ちゃんと見てもらうためには、公開するタイミングも大切なのです。
例えば、GWなどの長期休暇前に公開にする…とか。某PVはお正月休みを狙って「公開を年始から年末にズラした」なんてこともしたそうです。
もちろん公開にする時間帯も考える必要がありますね。アイドル系のPVとかは、お昼休みを狙ってるんだが12時くらいの公開が多かったりします。自分たちのファンに適した公開時間を選ぶのも、大事なポインとのひとつです。
まとめ
・広げるもの×知ってもらうもの で攻める
・公開するタイミングも計算する
監督さんとかがついてちゃんとやる場合は、もちろんこういうことは考えてあると思うんですけど。自主制作とか仲間内で作るような方もいると思うので、そういう方たちの参考にでもなったら嬉しいです。
また、PVって立派な作品だと思うんですよ。だからこそ、もっとPVについて話題が盛り上がるといいなって思いました。
自分が修理したものがお客様のもとに! ピアノを直せる職場体験にいってきた
みなさん、こんにちは。坂井です。
実は、このまえ面白い体験に行ってきたんですよ。
来週の月曜日に
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年3月22日
面白い体験に行けるから
わくわくしてる ⊂( ・ω・)⊃ 🎶
久しぶりのわくわくるんるん
この感覚を忘れてた気がするな
なくしちゃダメだ
こんなツイートしちゃうくらい楽しみなやつ! それがですね…
\ ピアノの修理体験/
なんです。
すごくない? ピアノを修理できちゃうとか意味わかんなくない? 楽器の修理って本来であれば専門学校に行って習得する分野じゃないですか。それをド素人が体験できるって意味わからないよね。
ということで、それの体験レポートを書いてみようと思うよ ♪
本日、ピアノ工房PIAPITさんにて
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年3月26日
ピアノ修理体験してます!
Instagramのストーリーで
更新しているので
よろしければ覗いてみてね ☺️https://t.co/UEnjf7gEVI pic.twitter.com/UXnpKq5lrc
***
ピアノ体験をするべく降り立ったのは、千葉ニュータウン中央駅。 私は家が神奈川なのでちょっと時間がかかりますが、都内からだったら1時間30くらいで着いちゃいます。
ピアノの工房は駅から少し距離があるので、代表のわたなべさんのお迎えが!
▲わたなべさん
お話もすごく面白くていいおっちゃん! って感じのわたなべさん。なんかあれです、親戚にひとりはほしいおじさんタイプです。面倒見がよくて、面白くて…っていう。
そんなわたなべさんの送迎に送っていただき到着しました、ピアノ工房PIAPIT。
これがピアノ工房ってびっくりじゃない? SEKAI NO OWARIっぽい外観なのよ。秘密基地っぽいというか、なんというか。外からの見た目だけでも素敵なのに、中もまた素敵でさー。
\ ジャンッ /
\ ジャジャンッ /
\ ジャジャジャンッ /
はい、おしゃれー!!!
あれです、撮影用のセットみたいな世界が広がってるの。実際にMVやアーティスト写真の撮影でも使われるんだって。これだけオシャレだったら、そりゃそうだわー。
しかも、なんと無償で貸し出してるんだとか。なんだよ、神かよ…。
***
体験させていただいたのは、鍵盤の修理とミュートのはめ込み、鍵盤のはめ込み。
この白鍵の縦の面をボンドでぺりっと貼り付けたり
この前に鎮座しているミュートをネジで固定したり
この白鍵をピアノにはめたりしたのです。
何がすごいって、これ本当にお客様からお預かりした楽器なのよ。それを修理体験させてくださるんですよね。
「修理体験して終わりじゃなくて、ちゃんとそれが使われ続けるほうがいいでしょ」っていう わたなべさんの思いがあるんですって。それも本当にステキだなーって思いました。
修理体験をさせていただいて、一緒にお昼を食べて、修理体験をして…ってしていたら、あっという間に16時! スタッフのみなさんも優しいし、なんちゃって体験じゃない経験をさせてもらえるし。本当に充実した時間でした。
▲ちなみに猫さまもいるよ
働きかたもすごい自由でのびのびしていてね。朝の4時にサーフィンへ行って10時から出社してる人とか、朝は早めに出社して15時には退社をしてる人とか。
「自分がやるべきことをやってさえいれば、どんな風に働いてもいいんだよ」っていうわたなべさん。敬語とか上下関係とかもないらしく、みなさんでフランクにコミュニケーションをとっているのが印象的でした。
それこそ私はフリーランスだけど、会社員時代にこういうところに職業体験に来たら価値観がガラッと変わったんだろうなー。
定時出社・定時退社をしなくていいし、上下関係もないし。そんな環境が存在してるって知るだけでも救われるかもしれないね。もちろん、自分が直したものが誰かのもとでずーっと大切に使われるっていうのも格別。
すごくわくわくする体験でした…!
知らない世界を知ることでライターとしての自分の視野も広げられる気がするから、時間を見つけて他の職業体験にもチャレンジしてみます (*’ω’*)
▽使ったサイト
「粋-iki-今日よりちょっと粋な明日を」
Thank you...QOOLAND !!
「新宿から来ました、QOOLANDってバンドです!」
綺麗とはいえないしゃがれ声で叫ばれるそのフレーズは、きっと頭から離れることがないんだと思う。
2018年4月7日、QOOLANDが解散した。
スケジュールが読めなかったのでチケットを買わないでいたら、気づいた時にはソールドアウト。解散ワンマンには行けなかった。
でも忘れたくないバンドだから、ここに書き留めておこうと思う。
QOOLANDとの出会い
私がQOOLANDと出会ったのは、2012年の夏。私が働いていた町田SDRに、彼らが対バンでやってきたのだ。
2012年7月6日「UNDERGROUND TOKYO-Machida SDR 7th Anniversary-」
優しくして♪、ジョゼ、Cathy lost one's apricot yesterday、undersign、winda、QOOLAND
undersignのギターボーカル、りょうすけさんの企画。
初めて見たQOOLANDはとても尖っていて、かっこよかった。そして、「あ、売れそうなバンドだな」って思った記憶がある。
でも、それから特に熱狂したりせず頭の片隅に存在していた。
QOOLANDとの再会
QOOLANDと再会したのは2016年。
私がライターとして本格的に動き始めた春、たまたま友人を介してQOOLANDのライブレポートを書かせてもらえることになった。
今週末は、QOOLANDを
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年4月14日
見にいくよう(*´ω`*)
ライブレポ!ライブレポ!
誰か一緒に行こうよー(*´-`)
QOOLAND興味ある子いない?https://t.co/yz12YSuAlW
QOOLANDとても素敵でした。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年4月16日
行けてよかったな。
こんな時だからこそ
より一層響いた気がする。
さて、家についたら
ライブレポ書きますね(*´ω`*)!
悩み、闘い、事務所から抜けたQOOLANDが発売したアルバムである『COME TOGETHER』のリリースツアーファイナル。
そんな日をレポさせていただけるなんて思わなかったし、すごく緊張してレポをしたのを覚えている。
MUSIC MONSTERSで泣いた
QOOLANDの新曲よすぎ。私が初めて彼らを知った頃を彷彿させるテクニックが際立つ曲で、単純にかっこいい。それでいて歌詞には、逆境と戦ってきた彼らの思いが乗っていて重みが半端ない。負けらんねえな、現実に。って思いました。#QOOLAND #MUSICMONSTERS
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年8月28日
MUSIC MONSTERに行ったとき、QOOLANDも見に行った。そこで初披露された「凜として平気」。もう泣きました。逆境に負けず立ち上がって彼らがギュッと詰まっていて。
この時にメンバーのみなさんにご挨拶させていただいたんです。
「ツアーファイナルのライブレポさせていただいたものです」って。
そしたら、みなさん覚えていてくれたのよ。「坂井さんですよね?」っ言われてびっくり。まだまだ無名で何の実績もない私のレポをすごい喜んでくれて、それだけじゃなく覚えててくれて。なんてすごい人たちなんだ…と感動した。
そして「また、ライブレポート書いてよ」って言ってくださって。これを期に、企画ライブのレポをさせていただいたのでした。
2度目のライブレポ
ということで、本日は
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年10月15日
素敵なライブでした!
ふふふふふ、あとちょっと
起きててね?
QOOLAND好きな人は起きててね?♡ https://t.co/Y637yQDEtY
2016年10月15日に渋谷O-crestで開催された3マンのライブレポをさせていただきました。やる気満々すぎて、速レポと完レポの2本を書くというね(笑)。
どこのメディアよりも早く書きあがて早く出すんだ! って。O-Crestのエレベーターの前で、必死に書いたのを覚えております。
この日から約半年。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年10月15日
また、QOOLANDについて
ライブレポートをかけた。
幸せだなあ。
平井さんの言葉を借りるなら
伏線を回収しているのだろう
この瞬間も。 https://t.co/5qfnR7BsGe
平井さんインタビュー
そこから私は、わかりやすくQOOLANDを推していました。某ライター募集にQOOLAND論を書いてだしたくらい(笑)。それくらい、いいバンドだなって思ってました。
そこであがったのが、ボーカル平井さんのインタビュー。DOMO+さんでインタビューをさせていただいたのです。
「QOOLAND」 平井 拓郎インタビュー 心に届くエンターテイメントを求めて。【前編】|DOMO+(ドーモプラス)
「QOOLAND」 平井 拓郎インタビュー 心に届くエンターテイメントを求めて。【後編】|DOMO+(ドーモプラス)
この取材をさせていただいて、QOOLANDはなるべくしてこういうバンドになったのだなと。 本当に学びが多かったインタビューでした。
QOOLANDのおかげの出会い
伊藤 由岐さん(カメラマン)
彼らのおかげで出会えた人もいたんです。たとえば、カメラマンの伊藤ちゃん。
今でこそ仕事をご一緒するなかですが、初めて会ったのはQOOLANDのライブ。
株式会社 楽日
また、私が大好きすぎる会社”楽日”もQOOLANDのおかげで知った会社です。
好きすぎるがあまり取材もさせていただいたし…。
QOOLAND forever...
それくらい色々な思い出や出会いがあったQOOLANDが解散してしまったわけですね。でも、なんとなく自然消滅せず、ちゃんと終わりをつくるあたりが彼らっぽい。
それこそ今はやりのリメンバーミーじゃないけれども、「全ての人に忘れられた時が本当の死」なんだと思うんです。そうすると、QOOLANDというバンドはきっと死なない。
少なくとも私は彼らを殺さない。「凜として平気」は戦うときの私のテーマソングだし、他の曲にもずっと助けられていくと思うから。
QOOLAND、出会ってくれてありがとう。
あなたたちの音楽に出会えてよかった。QOOLANDというバンドが存在してよかった。
QOOLANDに関するツイートもろもろ
Althea、kobore、まぜたらうまい
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年7月23日
uguisのライブは、5年くらい前の
QOOLANDとかジョゼを思い出す。
私の直感です。#QOOLAND #ジョゼ
このまえ、MUSIC MONSTERで聞いて
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年9月1日
めっちゃいい!ってなった曲。
いろいろなことがあった
5年間を乗り越えてきたからこその
曲な気がして。
自分を励ます応援歌としても
最強だと思うのです。#QOOLAND https://t.co/4yNQ7UuK1B
なんか本当に
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年9月6日
クリスタライズされてると
感じた曲だったんだよなあ。
QOOLANDが
ギュッとされてる。
MUSIC MONSTERで見たとき
にやにやしたもん。
なにこれ、良すぎじゃん!って。 https://t.co/disfxuCRPy
一夜あけた今でも
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年10月16日
QOOLANDおめでとうのツイートが
なくならないね、愛されてるね。
それを見て、またうるっとする。
昨夜の光景は、本当に感動的だった。
クラファン大成功したわけだ
って思ったよ。
あの光景を目に焼きつきられた私は
とても幸せだ。
今年、いちばん影響うけたバンド
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2016年12月17日
なにかなって思ったら
QOOLANDだと思った。
QOOLANDの進化が著しくて
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2017年4月25日
心動かされまくりで泣いた
ふだん曖昧にとらえがちな
"グルーヴ"という概念を
いま1番 魅せてくれるバンド
平井さんの歌唱力も本当にあがってて
それに付随して歌のハモりも
しっくりハマるようになってるし
なんだよ良すぎかよってなった
過去作に比べて圧倒的に優しい平井さんの声にハッとさせられた。人も社会も現実の全てが敵だった彼が、こんなに現実を愛すようになるなんて。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2017年9月22日
空想でも思想でもなく、経験した言葉のみで紡がれているリリックが刺さる
QOOLAND見に行かねばhttps://t.co/M7oKspZZWl
有安さんの卒業をうけ
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年1月15日
終わってしまうものの
儚さに負けてしまいそうになる
QOOLANDも
あと少しで解散を迎える
これから
無理とかできないの
乗り越えかたを教えてくれるのは
誰なんだよ、ねぇ#昼のオトhttps://t.co/ueHzOGykv6
KNOCK OUT FES 2018☆ツイートレポまとめ
2018年4月8日(土)、下北沢のライブハウスを使って行われる『KNOCK OUT FES』が開催されました。
以前のラインナップと比較しても、今回のラインナップは本当に豪華で。
キャパ200の箱でワンマンをして、ソールドできるようなメンツがごろごろ(笑)。予想を裏切らず、入場規制のかかるバンドや入り口にまで人が溢れているバンドがわんさかありました。
この『KNOCK OUT FES』と一緒にバンドたちも成長してきたんだなぁ…なんて、一人で感慨深くなっていたのは内緒です(笑)。
さて、ということでTwitterでレポというか感想というか…ってものをあげていたので、それをまとめていこうと思います。
レポ・感想 まとめ
おふざけロックの申し子、愛scream。音圧バッチリのサウンドと各々の演奏力の高さは折り紙つき。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
強みとも言えるアホな歌詞を、もっと本気で歌えるようになると強くなりそう。声のコンディションが良くなさそうだったのが残念。#KNOCKOUTFES
嘘と真実、善と悪。そんな固定概念なんてクソくらえ。サヨナラの最終回が言いたいのは、目の前の君が笑顔でいることが全てだということじゃないだろうか。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
音圧、グルーヴ、技術力。どれをとっても今の彼らは推せる。目が以前よりも本気だった#KNOCKOUTFES
のっけから音の弾丸をぶちかますAlthea。10代と思えぬ色気の裏に潜むのは、どんな覚悟なのか。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
観客を魅了してやまないのは、その身を削り発せられる音ゆえだろう。ライブならではのアレンジをするバンドなので、生音を聴くのが本当に楽しい。繊細ゆえ生きづらいだろうが戦い続けてくれ#KNOCKOUTFES
みんなの夢や希望を背負って立つQoN。ひとつ壁を越えたのか、ヒーローとして輝きがましていて面食らった。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
青臭くて泥臭い。それが彼らの魅力であり強さなのだと再確認。最近の楽曲すごい好き、人間味のかっこよさで勝負してる。
5/3にあるワンマンライブが楽しみでしかなくなった#KNOCKOUTFES
ノスタルジックな色が強まったアマリリス。自分たちが放つポップミュージックとは、と自問自答してるように見えた。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
ステージで音がまとまっている印象があったので、空間としてもっと広がっていくことを期待。#KNOCKOUTFES
可愛らしくないサウンドと女の子丸出しなリリックの対比が眩しい、雨音コンプレックス。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
できている曲をなぞるように演奏していた彼女たちが、表現するバンドになっていた。
ボーカルえみりの伝える力が日に日にあがってるようにも感じる#KNOCKOUTFES
メリハリある曲づくりに定評のあるトビウオ。彼らのポップセンスは、本当にマス受けしそう。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
なんだかあっという間に終わってしまったなぁ…(笑)。#KNOCKOUTFES
'90ロックが香る LIFE CORE FACTORY。純正ギターロックから脱しようとした結果なのか、バッキング押しをしないセットリストに。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
○○っぽい、と言われがちな彼らが自分たちの色を掴もうとしているように見えた。これから彼らがしっかりと固まっていくのかな#KNOCKOUTFES
巻き込み力、話題づくり、印象づけと25分に詰めこみまくったThe 3 minutes。エンタメ性を追及したプロ意識を感じた。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
好き勝手に暴れることができるのも、リズム隊が抜群の安定感あってこそ。
以前、見たときよりも見違えてた。ワンマンもぜひ行きたいな…#KNOCKOUTFES
ポップで楽しいイメージから、クールで妖艶な面も覗かせ始めたパステル。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
各々は鋭さももっているメンツだと思うので、そこがより一層 磨かれていくのが楽しみ。
きっと迷いの最中にいるんでしょう。挫けないで光を掴んでほしい#KNOCKOUTFES
大丈夫、uguisはuguisだ。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
メンバーチェンジを経ても、彼らはありのままに輝いてる。変拍子も和ロックも流行りとは言えないけど、それでも自分たちの芯に真っ直ぐ。
アンコールの曲で音が面になって迫ってくる様に心うたれた。現実は甘くないと思うけど、光の方へ進み続けてください
#KNOCKOUTFES
本物こそが人を惹きつけるのだと誇示したニアフレンズ。彼らの傷を恐れない真っ直ぐさは、きっと今の時代に必要なものだね。
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
群れて盛り上がりを生むのではなく、ひとりひとりの楽しいが広がっていく空間。音楽が響くとは、こういうことなんだよな#KNOCKOUTFES
今日はわりとクオリティ高いライブが多かったなー。
本当は『本日のベスト3!』ってやろうと思ったんですけど、3つに絞るのは厳しいし入らないバンドが少なくなりそうなのでやめます。
惹かれたバンドとその違い
本日、全部で12バンドを見ていて「あ、いいな!」って思ったバンドと「なんか違うな…」って思ったバンドの違いも書いていこうと思います。
せっかくなんでね。
伝えようとする音楽のサイズ感
以前、とあるレーベルの方に売れるバンドと売れないバンドの違いに聞いたとき、こんなふうに言われました。
「売れるバンドは、広いステージが後ろに見える」
それまでは意識したことがなかったから、まさしく目からうろこ。
でも、言われてみれば本当にそうなんですよね。
目の前で聴いてくれているお客さんに届けるのはもちろんです。でも、100人キャパの箱で100人キャパの音をだしていてはダメなんですよね。それでは、広いステージは見えない。
「いやいや、音響の問題では?」って思う方もいると思いますが、そういう問題ではないのです。重要なのは、届けかた・伝えかた・魅せかたなんですよね。
これがわかってるのとわかってないのは、大きな差になるような気がしました。
発信しよう>上手くやろう
上手くやろうという思いよりも、発信しよう(≒ 届ける・叫ぶ・伝える)という意識でステージに立ってるバンドの方が魅力的な気がしました。
これは決して、下手くそでいいと言っているのではなくて。ひたすらステージ上で上手いだけのプレイを魅せつけられても「ふーん、すごい」以上にならないよってことです。
すっごく極端な話をすると、すごくテクニカルな自慰行為を見せつけられるより、ちょっと拙くても愛あるセックスしてる方が楽しいよねって感覚です。伝わるかな…、これ。
芯(カラー・イメージ)がはっきりしている
「○○ってこんなバンドだよね」って言葉にしやすいのは大事。投げてくれるものがわかりやすいほど、受け手は受け取りやすいんですよね。
それは、わかりやすい単調な音楽が正義! っていうわけではなくて。発信する側が自分たちはこういうバンドだよ、っていうのをわかってるかどうかってことなのかなと。
たとえば、なんだかわかんない料理をシェフが作ってだしてくれたとして「これなに?」って聞いたら「うーん、わからない」って言われたら困るじゃないですか。「わからないんかーいw」ってなるじゃないですか。
「鮭のムニエルだよ」とか「イカスミパスタだよ」とか。そういう風に伝えてくれるほうが、食べるがわも味わって食べれますよね。だからそのタイトルが例えば「無農薬野菜のバーニャカウダと地中海産白身魚のフリット~桜香るイチゴソ―スを添えて~」みたいに長たらしくて、ちょっとわかりづらくてもいいのです。伝えたいテーマがちゃんとあるっていうのが大事。
いうても、楽しかった!
そんなことを言いつつ、とても楽しかったです。なにせ付き合いが3年目突入?www みたいなバンドさんもたくさんいたイベントだったので。
#KNOCKOUTFES
— 坂井 彩花⭐音楽のことばの人 (@ayach___) 2018年4月7日
いろんなバンドを見られて
嬉しかった楽しかった 🙌🙌
昨年は数人だったフロアが
今年はパンパンって光景も
たくさん見ることができて
愚直に自分の信じる音を
鳴らし続けていれば
報われるのだということを
体感しました
私もプライドを捨てて
愚直に書き続けよう
昨年の『KNOCK OUT FES』では、全然フロアが埋まらなかったバンドも見ているから感慨深くなったりね。そんなショートカットで超順調卍 みたいに進んでいくバンドなんて、あんまりいないでしょう。
だからこそ、壁を乗り越え、素直に愚直に進んでいくことの大切さを知りました。あと、ちゃんと頑張ることの大切さかな。
みんな頑張ってるんですよね。そりゃ本気だもん。
ただ、その”頑張る”も”本気”も自分の計りでしかなくってさ。
自分の頑張るや本気が周りと同じってことは、ほとんどないと思うのです。だからこそ、より高いレベルで”本気”に”頑張る”のが大切なんだと思いました。
そして、”愚直”に”素直”に。言われたことを丸のみにすることが正しいのではなく、言われたことに耳を貸すことも必要なんですよね。自分の信念にそぐわないことを言われるかもしれない。でも、耳をふさぐのではなく小耳にはさむくらいして、自分の中で上手に咀嚼していけるのが成長の近道だと思いました。
こうやって書きつつ巨大ブーメランを投げてる気分なんですけどね(笑)。
私もいらんプライドは高いし、頑張るや本気のレベルがまだまだ低いので。今日見たバンドたちと、もっと広いステージで仕事をするために! 私もライターとして頑張っていこうと思います。
バンドハラスメント『鳴けば少女は鯉となるツアーファイナル ワンマン』ライブレポート@20180405
目覚ましく出世することを、昔の人は“鯉の滝登り”なんて言った。一気に出世することの裏に隠されているのは、実力なのか。はたまたそれは運なのか。
2015年に結成され怒涛の勢いで音楽業界の滝を上る4人組、バンドハラスメント。彼らの人気を支えているのも、はたまた運なのだろうか。それとも…。
2018年4月5日(木)、渋谷O-Crestにてバンドハラスメントの『鳴けば少女は鯉となるツアーファイナル ワンマン』が開催された。チケットはソールドアウトし、会場は超満員。バンドグッズに身を包んだファンが、いまかいまかと幕開けの時を待っていた。
SEがかかりメンバーが登場する。「人に名前を尋ねる時は…」そう井深が発すると会場中の手があがり、「バンドハラスメントです」を合図に掲げられた手が力強く握られた。さぁ、ショータイムのスタートだ。
オープニングを飾ったのは、『鯉、鳴く』のリードトラックである「Sally」。のっけからキラーチューンの登場に、会場は一気に熱があがる。すでにいくつもの手が天に伸び、黒い空に輝く星のようにキラキラと瞬いた。続く「鯉、鳴く」でも、メンバーの煽りに呼応するように拳は高く掲げられる。長い前髪により井深の目は隠されているにも関わらず、髪の奥に潜む眼光から切なさや報われなさがヒシヒシと伝わってきた。
ステージが暗転し、ライトがつくと時計のように上を指さした井深がたたずむ。導かれたのは、来場者限定CDのトラックである「恋私くくズレる」。胸を締め付けるようなギターのアルペジオと女性目線のリリックが、さらに観客の脳内を侵していった。「君がいて」では「渋谷かかってこいや!」と井深が煽り、会場の盛り上がりを底上げ。慣れ親しんだ曲の影響なのかメンバーの雰囲気がとても柔らかく、はっこーと斉本は楽しそうにアイコンタクトをとっていた。
間のMCでは特別企画として、MCの裏で流すBGMを決める『BGMの裏決め選手権』を開催。斉本が「僕たち、MCで滑り散らかすんですよ~」と話すと、優しいまなざしと共にファンが何度も頷く。盛大なふりのもと「ひょっこりはん」をやり切り、会場を笑いの渦に巻き込んだ。
「最初から最後まで最高の1日にしましょう」という井深の宣言により始まったのは「大人になるために」。サビの部分では、会場一体となったジャンプによりフロアが上下に揺れた。「脇役」ではワタさんが前にでてきて、クラップを煽る。韻が留まることなく押し寄せてくるリリックはいつも以上に鋭く鼓膜を突き刺していく。
このままパーティーチューンが続くかと思われたが、引き連れられてきたのはバンハラの代名詞ともいえる「君がいて」。普段はアンコールやトリなどで演奏する曲を、このタイミングで持ってくる彼らの姿は「これが俺らの東京ワンマンだ」と誇示しているようだ。ラスサビ前では今まで聴いたこともないような大合唱がライブハウスに響き渡る。それをかみしめるように、井深の視線は天を仰いでいた。
感動的なムードが包むなか、井深とワタさんによるアコースティックコーナーへと移り変わる。演奏されたのは「9月4日」と「Sally」のアコースティックバージョン。インストアライブツアーで鍛えられたのか、ギター1本と歌だけとは思えないほど表現力が豊かである。あまりの完成度の高さに観客はクラップすることを忘れ、ただただ恋い焦がれるようにステージを見つめていた。
はっこーと斉本が登場し、2度目のMCコーナーに突入。手の込んだパワーポイントに重大発表の文字が映し出され会場全体が息をのむ。ほとばしる緊張感をぶち破ったのは「井深とワタさんの改名宣言」。まさかの発表とコミカルな二人のトークに、さっきまでのしんみり感は気づいたら吹き飛んでしまっていた。
彼らのラジオ番組そのままのようなポップな空気をガラッと音楽の世界に引き戻したのは「一人隠れんぼ」だ。泣かせ曲を聴かすことができ、躍らせる曲で盛り上げて魅せるのは井深のカリスマ性のなせる業だろうか。その後も「BRiNG ME DOWN」「現実ハラスメント」とハイテンションな曲が続いていく。井深が深くブレスを吸い言葉を紡ぐように歌い始めたのは「解剖傑作」である。低音から高音まで使う歌メロ、キメの精度が試されるリズム隊、高速で変則的なギターフレーズと、各々のプレイヤーとしての力が試される曲をこのタイミングに持ってくる彼らに、バンドとしての強さを見せつけられる。「ウォーウォー」という会場中のシンガロンを、井深はその手で力強く握りしめていた。
ラストを飾ったのは、『エンドロール』のリードトラックである「サヨナラをした僕等は2度と逢えないから」。この日はワンマンライブ仕様ということで、エレキギターとアコースティックギターを弾きわける形でのパフォーマンス。ワタさんの柔らかい指弾きにより、泣かせに来ているギターソロがさらに人々の涙腺を刺激する。曲間で井深は「あなたたちの心を愛することができる。あなたたちとだったら、どんなバンドも越えていける。あなたたちとだったら、どんなステージにも立てる」と語った。そして、その締めくくりにはマイクから口をはずし、地声で「来てくれてありがとうございました!」と思いを届けた。そこから曲が再開されるまでの間は数秒だったのだが、ステージに立っている4人は今日という日を噛みしめているようで、その表情を眺めていると時が止まっているかのよう。心から全身全霊のアクトをやりきり、本編を締めくくった。
メンバーステージから去ったあとも拍手はなり続け、アンコールに転じた。「みなさん今日やってない曲、なにかないですか?」という井深の問いをうけ、パーティーチューンである「アリバイパリナイ」が披露される。観客の手は上下左右に空気を切り、メンバーと一丸となって特別な夜を創りあげたのだった。
MCで井深は「東京でワンマンをするにあたり、自分たちらしさを考えた」と語っていた。人の目を惹くルックスもエモーショナルなロックも、たしかに“バンハラらしさ”なのかもしれない。でも、本当の彼ららしさというのは“誰もひとりにしないエンターテイナー”ということなのではないだろうか。お客さんのことを考えつくしたライブ内容、彼らが発することばのひとつひとつ、精一杯に音楽を届けるライブパフォーマンスにそれを感じずにはいられなかった。そう、彼らの人気を後押ししているのは紛れもない実力なのだろう。
エモーショナル日本詞ロックバンド、バンドハラスメント。「逃した魚は大きいぞ」なんてよく言うが、この春に解き放たれた鯉は大きいどころでは済まないと思うのだ。
※バンド側非公式の個人のレポートになります
lemon/米津玄師【LOVE♡MV Vol.3】
第3回は米津玄師さんの「lemon」。
名曲ですよね。
暇があれば、ずっとずっと聴いてるかもしれない(笑)。
このMV好き! って思ったのはね、MVの考察をしていて鳥肌がたったからなんですよ
そんなこと知ってるよwww ってことを熱っぽく語ると思うけど、容赦してください(笑)
わかりきってることを熱く語る考察
お姉さんは死んでいる
いままで ひとりで踊っていたお姉さんが2:00付近で他のひとたちの接触するんですよね。
でも、誰ひとりとして表情を変えないし近づかれてもよけるそぶりをしない。
2:34で米津さんの前に現れるも、米津さんも表情を変えないんですよね。
このことから、彼女は”見えていない存在”であると仮定します。
お揃いのハイヒール
今回のMVで米津玄師さんの方から監督に要望があった「ハイヒールを履きたいです」というもの。
0:56では、お姉さんの足から米津さんの足にズドーン!!
よく見ると米津さんの履いているハイヒールとお姉さんが履いているハイヒールは同じものに見えます。
と、いうことは。
<<< なくなったお姉さんのハイヒールを履いてる >>>
ずっと彼女が履いていた、彼女の印象が強いハイヒール。
それを履くことで、まだ繋がっていようとすがっているんでしょうね。
お姉さんの表情・行動の変化
2:34の時点では少し嬉しそうな表情をして、米津さんに手を振っているように見えるんですよね。
台詞をつけるのなら
「あ、こんなところにいたの?」って感じ。
でも3:30の時点では米津さんの表情を見て、後ずさりをするんですよね。
想像するにこれは、現実に直面した表情なのではないかなと
「私、もう見えてないんだ。この世界に、存在してないんだ」
それを受け入れざるをえなかった表情に見えるのです。
つ ま り…!
なくなった人へのレクイエムでありながら、壮大な失恋ソングであるわけですね
ハイヒールを履いて、彼女の面影にすがるほど愛していた相手なのでしょう。
それを感じさせるMVに、もう好きが溢れました。
想像を掻き立てる表現の余白。
語ろうと思えばいくらでもできると思うんですよ。
でもそれを語りすぎずに映像化しているのが美しいと思いました。
平成ペイン/go!go!vavillas【LOVE♡MV Vol.2】
今日は、とあるチームのお花見に参加してきました。
少し散りぎみではあったけど、それはどれで風流な感じがあってよきでした !
さて、今回も【LOVE♡MV】シリーズです。
第2回はgo!go!vanilasの「平成ペイン」だよ。
私が2017年に間違いなく1番見たMVは、これ!
曲もMVもすっごく楽しいですよね。
元気がないときに見ると最高。
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